2017-11

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屋久島登山の旅【4日目】縦走 - 淀川小屋~宮之浦岳~永田岳~鹿之沢小屋

縦走2日目です。

屋久島-奥岳縦走2日目


昨夜は19時頃に防寒対策は余裕♪と思いながら寝ついたものの…
「寒くて寝れんっっ!!」
と目が覚め、時計を見てみると…なんとまだ21時すぎ。
山小屋の真っ暗闇の中、バックパックからゴソゴソと身につけられるものを手繰り寄せては着込んでみましたが気温は手元の温度計で0℃近く…結局一晩中寒さであんまり寝れませんでした…。

気温は標高+100m毎に0.5~0.6℃下がるそうなので、
いくら屋久島が暖流の海に浮かぶ南の島と言えど、山の中の標高1000m付近の気温は海岸沿いの町より数℃低く、標高1380mに位置するこの淀川小屋ではこの時期でも真冬並みの寒さになります。
(ちなみに冬には雪で覆われる宮之浦岳山頂付近や奥岳高峰の気温は同時期の北海道札幌の気温と同じくらいだそうです。)

午前4時の起床予定時間がどんなに待ち遠しかったことか。
本当に長い長~い夜を過ごしました…。

yakushima2 044

5時過ぎ、荷物をまとめていざ出発!
辺りは真っ暗、ヘッドライトで足元を照らしながら山道を往きます。

6時を過ぎると森の中が少しずつ青白くなってきて
樹々の隙間から橙色の朝日が差し込んできました。
神々しいってこういうことだなぁとしみじみ感じます。

yakushima2 052 yakushima2 072

朝ごはんは朝日に染まる森を見渡せる大岩の上で。

yakushima 117

上り下りが激しく全行程のなかで一番長く歩くこの日の道のり。
屋久島の森では、いたるところから綺麗な水が流れ出ていて道中乾いた喉を潤すことができます。
こうやって山を必要なものだけの荷物で歩いていると、水が如何に命の源であるかということを改めて実感。

山歩き(特に縦走)にたまらなく惹かれるのは、こういう“人間として生かされている”ってことの謙虚さを想い出させてもらえるからなんでしょうね。
水が循環する中で天から降り注いだ一滴一滴の雨水が山の植物や土を廻って私の喉を潤してくれる、その恵みのありがたさに心から感謝です。

yakushima 101 yakushima2 077 

さて、今日目指す奥岳といわれる峰々は標高1800m以上。
屋久島の森は、海岸・低地~標高1000m程までは照葉樹林帯、標高800m~1800mはスギ樹林帯で覆われていますが、標高1700~1800mを超えると、屋久杉の樹高も低くなり森林限界となります。
これより高地は草原帯とされ、自生しているのはアセビ、ヤクシマシャクナゲ、ヤクシマダケなどの低木ばかり。
登っていくにつれて変化していく植生の多様性、とても贅沢な山旅です。

上右側の写真は投石平から望んだ黒味岳。
今回は残念ながら山頂に立てなかったのですが、私の大好きな大岩やし眺望抜群と聞いたので次回こそは絶対に足を伸ばそうと心に決めています。

yakushima2 080

予定より少し早めの午前11時半すぎ、九州最高峰 標高1936m の宮之浦岳山頂に立ちました!
事前にブログへコメントを寄せてくださった鹿児島のウエハラさんご夫妻にもお会いすることができ感激です。
とっても素敵なご夫妻✽
うちもいつか素敵な夫と山登りしたいなぁ(笑)

yakushima2 083 

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この日も抜群の晴天で、山頂からは360℃の眺望。
海岸部からはほとんど見ることのできない奥岳の峰々から屋久杉の森、そして太平洋と東シナ海まで、本当に言葉では言い表せない雄大さでした。

私は別に山は人間が制覇するどうのこうのってものじゃないと思うし、どれだけ高峰だとかそれを登ってやりたいとか思っている訳でもなく、ただ単純に自分の体をつかって必要なものは自分で背負って山を登り、音が風に溶け込んでいくような感覚を感じ、山頂の吹き抜ける風の中でボーっとする瞬間が本当に大好きなだけ。

自分の中を忘れかけてる自然の力が突き抜けていくような感覚です。

yakushima 228

さて、宮之浦岳山頂でお昼ごはんも済まし、
ここから私たちは焼野三叉路を西に折れ九州第二高峰の永田岳へ向かいます。
一般的に奥岳縦走は2泊3日で、私も前回は宮之浦岳から縄文杉方面へと直接下ったので永田岳方面へ向かうのは初めて。巨岩がごろごろ聳える永田岳の容貌に足取りも軽く心が弾む♪

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あまり登山者の多いルートではないためか、永田岳へ続く道は崩れかかっているところがあったり背の低い笹のようなサクシマダケがびっしりと生い茂っていたりとなかなかはげしい道程。山頂までの急勾配に四苦八苦していると、振り返った先の宮之浦岳山頂付近に短くほぼ直線のきれいな虹がかかっていました。
こんな虹はじめて見た!不思議~

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宮之浦岳から歩き始めて約1時間半、ついに永田岳山頂の巨岩までたどり着きました!
わ~~っっ!!!でっか~~っい!!!

大っきな巨岩の上に立った時の気持ちよさといったら!
本っっ当にたまりません!!!!

高いトコロ、見晴らしのいいトコロ大好き!!!!

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二人でしばらく寝そべって、下の方から徐々に上がってくる雲や場所ごとにいろんな表情のある屋久の山々を心ゆくまで満喫しました。


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その後、永田岳からさらに西へ急な山の斜面を一気に下ること約1時間。
通る人が少ないから山道が崩れかけてたりするのか、
むしろ相当険しい道やから通る人が少ないのか…
とにかく険しいロープ場だらけの道を進み、
ついに今晩泊まる鹿之沢小屋に到着です。

yakushima258_20130417151958.jpg

鹿之沢小屋は石造り。標高も1550mと高いので夜は相当冷え込みそうです。
宿泊者は私たちの他に屋久島観光協会の方で清掃整備に来られていた男性の方が二人。
さすが慣れてらっしゃるようで寒さ対策の装備も万全そうでした…。

yakushima2 118 

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じつはこの山小屋、トイレが小屋から50mほど山道をいった離れたところにあり、「夜のトイレはとにかく危ないから気を付けて…神隠しにあわないように…」と教えてもらっていました。
実際トイレは暗闇で行くのが危なそうな所だったので、私たちは17時くらいにさっさと晩ごはんを済ませ、日が暮れる直前にトイレにも行って就寝。

今夜こそ快眠できますようにと、今日は初めからできる限りの防寒をしています。
明日も午前4時に起床、永田岳山頂で日の出が見れるように頑張って今日通ってきたロープ場だらけの急勾配を登りきらんと…。
朝イチから相当ハードやけど頑張りますっっ!!

















      

   

  
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