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環境分科会
なのでちょっと(どころかものすごい)遡って活動報告してきます。
もう1ヵ月も前のことになってしまいましたが、
8月19~20日ボルネオ島最大都市のコタキナバル(KK)で
JOCV(協力隊員)の環境分科会があり、うちも参加してきました。
(すでに遠い昔のことみたいです。)
今や中進国といわれるマレーシア。
他の東南アジア諸国,中南米,アフリカとちがって
協力隊の要請があるのは主に社会福祉系か環境保全系の活動です。
そんななか
現在マレーシアで活動中のJOCV(協力隊)は活動内容によって
主に福祉系と環境系に分かれており、
それぞれが福祉分科会,環境分科会を組織しています。
分科会の基本的な目的は、
共通課題を持つ隊員同士での情報交換,相互的な学びを通じて
各々の活動をより一層発展させていくこと。
環境分科会では特に、
『一人,一組織ではできないことを隊員同士協力して対外的に発信することで、
マレーシア人の環境意識を高める』
ことを目指して活動しています。
ちなみに環境系のJOCV活動には大きく分けて2種類あると言われています。
1つは、人間生活の結果として発生する環境問題に取り組む “ブラウン系” 。
主に家庭から出るゴミ減量やコンポスト普及を目指す活動をしているJOCVが多い分野です。
もう1つは “グリーン系” と言われるもので
森林や河川など天然資源保全や、そこでの環境教育などが主な活動です。
環境分科会メンバーの多くは「環境教育」という職種で活動している隊員ですが、
(ちなみにうちの職種は「村落開発普及員」)
私も活動拠点はサバ公園局内の村(CUZ)におきつつ
今後 『水の環境教育』 に関する活動を展開していく予定なので
環境分科会に参加させてもらっています。
今回の分科会では、
コタキナバルにあるウェット・ランド・センター(NGO)で
マングローブ林保全や植林,環境教育をしている先輩隊員の活動を視察したり…
《コタキナバル・ウェットランドセンター》

《普段見学者へおこなっているガイドウォークの体験》


《植林用を待つマングローブの苗》


《手前から奥へ。だんだん歳を重ねたマングローブ》

《すっごい丈夫な根っこ!!》

《水に関する環境教育アクティビティ》

先輩の活動報告を聞いたり、
環境分科会としての今後の活動方針を決めたり、
環境系活動の共通課題について話し合ったり…
本当に有意義でした!
さぁ、うちもこれから頑張んなくちゃっっ!!
―― 次回は今後の活動「水の環境教育」について紹介します ―――
(初の次号告知や♪笑)
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