2017-03

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文化がつないだ人と自然。

今日は、5月にプナンパン郡で開催予定の川の環境教育プログラム“REEP Penampang”として、地元で川を守ろうと活動されている“CLEAR(Community-Led Environmental Awareness for our River)”というグループを訪ねに行ってきました。

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私たちサバ公園局、JICA-BBECⅡの市川さん、そしてSabah Environmental Action CentreからはJOCVのやなめちゃん(柳詰JV)も参加。
お天気にも恵まれ、女子チームで和気あいあいと楽しく、そしてパワフルに、竹でできた筏ボート(?)で川のCLEARが活動されている範囲を下流から上流までさかのぼりつつ、どんなふうに連携・協力していけるのかアイデアを探します。

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普段、車などで道を走りながら見ているとあまり気付けませんが、筏で川をさかのぼっていくと…

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川岸の家からゴミがたくさん川へ捨てられていたり、

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水路から真っ黒い水が流れ込んでいる様子を見かけたり、

人の生活から川へ与えられているたくさんの悪い影響を目の当たりにしました。





CLEARの代表をされているウィニーさんのお話しです。


「私の小さい頃、家にはまだ水道がなくて生活の水はすべて川から引いていたの。洗濯も水浴びも、そして田畑へ流れていく水も全て川から得ていて、人の生活と川はきっても切り離せなかった。」

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「川岸に竹がいっぱいはえているでしょう。昔の人は、この筏のように川を渡るために竹を使ったり、竹で家を建てたり、生活に必要な道具を作ったりしてたから、竹は私たちの文化になくてはならないものだった。それで昔の人は自分たちの家の周り、川の周りに竹をたくさん植えたのね。」

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「でも今は、そんなふうに竹を使うこともほとんどなくなってしまって、ホラ、成長しすぎた竹が川の方に枝垂れ下がってしまってるの。こうなると見た目も良くないし、川の自然な流れを遅くしてしまう原因にもなってしまって…。。」

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「昔はこの川自体、すごく大切ね交通網になってたんだけど、今は漁師さん以外舟も使わなくなってしまったしね。人の生活が変わってしまって、“川と人”のつながりが失われてしまっているの。」

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たしかに私が知る限りでもこの土地の文化は川を含めた豊かな水に恵まれた熱帯の自然、そして竹をはじめその自然を守りメンテナンスしねがら利用して共生してきた人の知恵に深く深く根ざしています。

豊かな自然があったからこそ人は文化を生みだすことができてきたし、その文化が“人と川”“人と自然”のつなげてきたんだと思います。

人が自然の力を借りて、共生していた時代の文化が失われていく中で、わたしたちは大切な自分と自然の絆もなくしていってしまっているんですね。

便利なモノ、お金を払えば手に入るものはいっぱいあるけど、ひとつひとつの竹を編んでいくような文化の中に忘れちゃいけない本当に大切な感覚があるように思います。

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ウィニーさんは、

「これが私たちの川なの。」

「たとえ今は問題を抱えていても、私たちは自分の家からもう一度川を愛していく活動を始めるの。だって私たちの川は、今ここにあるこの川だもの。」

と、おっしゃっていました。



自分の生活を見つめなおす。

大切なことを忘れない。

そして、あきらめない。



川と人の関係、たくさんの問題も見たけど、またひとつ大きな勇気をいただいた一日でした。











            
   
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龍年好!CONG XI FA CHAI ★ 恭賀新禧

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新春快乐
全家平安
心想事成
岁岁平安

2012年2月23日は中国暦(旧暦)のお正月。いわゆるChineseNewYear(ちなみに日本語だと中国正月もしくは旧正月,マレー語だとTahunBaruCinaと言います)で、中華系マレーシア人のお宅にもやっと新しい一年の到来です。中国正月は春節ともいわれ、中国本土ではおそらく冬から春へ季節が移っていく節目でもあるのだと思いますが、四季のないここでそれをあまり感じることはできません。でも、だからこそ逆にこの春節が親族意識の強い中華系の方々にとって一年に一度ここマレーシアからもっとも強く遠い祖先の故郷である中国本土の季節に思いを馳せる大切な時なのかもしれませんね。

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私の住んでる近くの町にも中華系マレーシア人の方は多く、町のお店にはもうだいぶ前から中国正月のための飾りや親類・知人・隣人へ贈るミカンが溢れて中華系の方々が住む家々は赤い提灯で彩られています。(ちなみにミカンは他民族・他宗教でも大盤振る舞いにいただけるので職場の皆も大喜び♪私もこの時期は家に食べきれないほどミカンが溢れて幸せいっぱいです。このミカンには互いに福がよく回るようにとの願いが込められているのだとか。)

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さて、ご存じのとおり中華系の方々のルーツである中国は広大で言語も北京語・広東語など土地や文化圏によって多様です。なので中華系マレーシア人と一言で言っても祖先の故郷によって話されている言葉や文化・伝統,宗教など多様なのだそう。ちなみに昨年の中国正月、うちは同僚(こちらではCinoと呼ばれる先住民族ドゥスン族の血と中華系の血が入った仏教徒のお友達)のお宅にお邪魔させてもらったり仏教寺院に連れて行ってもらったりしたのですが、今年は日頃から大変よくしていただいている福建省にルーツを持つ道教徒のお友達、Leeさんちについて行かせてもらってきました。

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中国正月前日の1月22日、新年を前に家族・親類で集まり食卓を囲みます。豚肉三昧の豪華な料理と福建語の楽しそうな家族の会話。福建語は分かりませんが家族が顔を揃え大勢で和気あいあいと話し笑っている様子には幸せが溢れていて、うちもあたたかい日本の大晦日/お正月を思い出しました。子どもたちもいつもより少し遅くまで起きていて、家の前で花火をしたり爆竹を鳴らしたりとても楽しそう♪(Leeさんちの子どもたちがうちのことも混ぜてくれました。ひさしぶりの花火、楽しい!へへ。)

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ちなみに今年も皆さんからたくさんの“紅包(アンパオ) ” と呼ばれるお年玉をいただきました。このアンパオは年長者から年下の人へ、既婚者から独身者へ贈られるのでまだ独身のうちもありがたくいただいちゃいます❤ いただく金額よりも、数多くアンパオをもらうこと/配ることで福がよく回ると考えられているそうです。

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1月23日23時頃になると街の至る所で爆竹が鳴り響き、打ち上げ花火が上がりはじめます。友人曰く、なんでも中華系の文化では23時~24時までの1時間はひとつのくくり(?)で、1月23日の23時になるともう年を越しているということになるのだそうです。(私は深夜0時に心の照準を合わせていたのでだいぶ気が抜けてしまいました…笑。)

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Leeさん夫妻は道教の神様が祀ってある祠(?)に特別のお供え物をし、この一年に財や福がたくさんやってくるように色紙でできたお金や服、宝船を火にくべて道教のお祈りをします。

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(↑色紙でできたお金のようなものが燃えているの見えますか?)



さて、1月24日はLeeさんちのオープンハウス。
町のフードコートを経営したり他にも一族皆が手広くビジネスに成功されているLeeさんのオープンハウスはまさに豪華絢爛で、町一番のホテルから頼んだ50人分のお料理や果物、その場で焼いてくれる1000本の炭火焼き鳥、数箱分のビール・ジュース、そしていくつもの大きな円卓がLeeさんちのガレージに所狭しと並びます。

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獅子舞も小さな子どもたちの獅子舞集団がやってきて大人顔負けのドラ演奏と舞を披露しにきた後さらに熟練の青年団がやってる獅子舞もやってきて、どうだ!と言わんばかりに迫力のドラ演奏と舞、演武を披露してくれました。

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↑子ども獅子舞チームと青年獅子舞チームが向かい合って挨拶代りに舞を踊っているところ。
手前でこちらに背を向けているのが少し丈の低い子ども獅子舞チームで、奥のこちらに顔が向いている方が青年獅子舞チームです。

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断続的に降る雨の切れ間に足場を拭き拭き披露してくれた青年獅子舞チームの演武、支柱の上での見事なアクロバットはまさに圧巻でした!

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中国正月はこの日から15日間続きます。
中華系の方々は親族や友人とすごしたり先祖のお墓や寺院などにお参りをしたり、まだまだドラ隊と獅子舞が街をねり歩いたり…と、もうしばらく朱や紅の飾りで彩られた華やかな日々が続きそうです。





   
   

Hari Raya ☆ (でした)

いよいよ Hari Raya の朝 です☆
(と言っても、前回も書いたようにイスラム教の一日の始まりは日没なので、すでに昨日から Hari Raya ^^ )

なんだか、日本の元旦のような気分!

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家族みんな 朝6時前に起床


Baju(マレーシアの正装)を着ます。


同僚の家では毎年 Haru Raya のテーマカラーを決めるらしく、
今年は男性陣が赤茶色、
女性陣はみんなピンクの Baju でした!

みんなテーマカラーの中でもデザインとか柄とか凝ってて、すっごくきれい☆


子どもたちの Baju も、すっごくかわいいです❤

Tomomi - Hari Raya 352


それから、8時過ぎに男性陣はモスクへお祈りに出かけ、
帰ってきたらみんなで Hari Raya 撮影会!


家族ごとに(同僚のお兄さん・お姉さんとそのお婿さん・お嫁さん、子どもたち)、お父さん・お母さん(子どもたちからしたらおじいちゃん・おばあちゃん)と写真をとります。


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うちら(うちと先輩)も、まだ独身の同僚(6人兄弟の末っ子)&彼のお姉さん(上から5人目)と一緒に、独身グループということで記念写真❤

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それから、家族みんなで Salam (“サラム”握手)を交わして、
1年間の互いの過ちを認め、謝罪し、赦し合います。

この時のマレー語はイスラム用語が多くてよく分からなかったけど、
「一年の間に自分が言った悪いこと、あなたを傷つけたことを許して下さい。」
と言っているのだそうです。

(ちなみに昨日の夜プアサが明けてからすぐも、同僚のところにはたくさんの
「ハリラヤおめでとう。今までの過ちを赦して下さいね。」
っていうSMS(ショートメール)がきてました。

子どもたちもおばあちゃん・おじいちゃんの手にキスをして
サラムします。
(決まり文句を忘れちゃっても、みんな横から教えてくれるので大丈夫 ^^)

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子どもたちにはおじいちゃん・おばあちゃん、おじちゃん・おばちゃんからアンパオって言われるお年玉があって嬉しそう❤

(実はうちらも同僚のお母さんからお年玉もらっちゃいました♪へへ)





それから、家族みんなで車に乗り合わせ、
今日オープンハウスをやってる親戚を訪ねて別の村へ大移動。

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同僚の Khairul(↑)、今からオープンハウスに行ってしこたま食べるっていうのに、
「今お腹がすいてがまんできない!」
と、コンビニでナシルマ(ミニランチ)を購入。

さっき がっつり朝ごはん食べたのに… 信じらんない…。。

――― まぁそんな Hari Raya ジャンキーな彼はほっといて ―――



村に着いたら、
ブルーとかグリーンとか別のテーマカラーBajuでそろえた他の親戚たちと合流。

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丘にそって家が建ってるこの村では、
家々を坂の下から順にまわります。

Hari raya2 125

そして、行った先の家ではひたすら食べて食べて飲んで飲んで…

また食べて食べて食べて…

Hari Raya のオープンハウスに行ったら 食べることが礼儀です。

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どこのお家の料理も美味しいんだけど、
さすがにスープ麺や、おかずに白飯、そしてお菓子に果物に甘~いジュースなんかを食べ続けると…

「…おっぷ。。。」

ってなります…。

協力隊員の中でも、
1年目の Hari Raya でお腹いっぱいになったから2年目は“Hari Raya エスケープ”(とにかく理由をつけて任地を離れ、ハリラヤのお誘いからエスケープ)する人が多数いますが、その気持ちわかるかも…(笑)


2軒目くらいで、すでに胃が悲鳴をあげ始めたので
子どもと遊ぶことで 「食べなさい」 視線からなんとか身を隠そうと必死です。


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結局この日、
たった一日で十軒のお宅をまわり、

当然、
十回ごはんを食べたのでした。。


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Hari Raya 恐るべし !!!


あまりにも一日中食べ続けたので、
胃と脳みそをつなぐ回路が故障してしまったのか、

朝の6時から食べ続けたはちきれんばかりのお腹が、夕方陽が沈むころには“さぁ晩ごはん”仕様になっているから人の体って不思議です。。。

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しかも 同僚を含め若者たちは、
イスラムのお祭りだというのに、
昼間あんだけ食べたというのに、
夜になると Aramai tee (朝までカンパーイ❤) のために町へ繰り出すのです。。

Puasaでやせたぶんリバウンドするしないの騒ぎじゃぁありません。



まぁ Hari Raya はイスラム教徒にとって 日本のお正月のようなもの。

日本にも 「正月太り」 という嬉しくも恐ろしいコトバがありますが、

せっかくスリムになった同僚のムスリムたちも、ハリラヤ明けには また前の たっぷりとした
お腹にもどってることでしょう。(笑)





  
でも、日本のお正月のように家族のあったかさで溢れる Hari Raya 。

ちょっと日本の家族が恋しくなっちゃったけど、すごく素敵で楽しい体験でした。

同僚の Khairul と家族の皆さんに、ほんと感謝かんしゃです❤





           

ついに Puasa (断食)が明けました!!



8月1日から30日間つづいた Puasa(断食)が明け、

8月30日はイスラム教徒が待ちに待った断食明けのお祭り “Hari Raya”(ハリラヤ)


イスラム教徒にとっては1年で一番大きなお祝いの日です


日本のお正月のようにみんな長期休暇をとって
親戚一同が実家に集います


今年はちゃんと30日間バッチリ断食したし、ハリラヤを体験したい!
ということで、断食明けからハリラヤまで 同僚の実家に連れて行ってもらってきました


ブログにアップするのがかなり遅くなってしまいましたが、その時の様子をご紹介します♪

(長くなりそうなので2回くらいにわけます♪)





8月29日
断食最終日&Hari Raya

日没(夕方6時半頃)が確認されて
村のモスクからアザーン(お祈りの放送)が流れてきたら、
長かった今年の断食もついに終了

そして Hari Raya です!!!

イスラム社会の一日の始まりは日没なので、
日没が Puasa (断食)月 の終わりであり、Hari Raya の始まり。
日本人のうちにとっては少し不思議な感覚です。


日没後は Buka Puasa(一日の断食明けのごはんを食べること)をして、
モスクにお祈りに行って、、

村の若者たち(おっちゃんもいたから男衆たち?でもちょっとだけ女性も)が集まって
村の広場で打ち上げ花火!!

州によっては危ないからと花火の禁止されてるとこもあるみたいですが、
この村の場合は爆竹あり、花火あり、かなり賑やか♪


こっちは打ち上げ花火をするのに資格とかはいらないらしく、

集まった若者の中の精鋭たち(?)が、
「せーの!!」 って花火の筒にライターで火をつけて、
「わ―――っっ!!」って走って逃げる、

・・・・・

ド――――ンっっ!!!!


断食明けた――――――!!

イエ―――――――――――イィ!!!! って感じ?(笑)

Hari Raya 023


おお!!!☆

すごい迫力!!


そして キャッキャ と はしゃぐ 大のオトナたち(笑)


あぁ Hari Raya って本当に日本のお正月みたく楽しいんやなぁ
って なんか見ちょるっこっちも楽しい♪

子どもたちもお兄ちゃんたちに爆竹やらロケット花火やらをわけてもらって
村中でパンパン☆ヒュンヒュン☆

楽しそう♪


そして
地元の仲間たちと はしゃぎまわる同僚を見てると

断食がんばったもんねぇ (/u;)


なんとも微笑ましい気持ちに。



うちも断食がんばったけど、
断食中でも体力仕事したり、
いつもは毎日のように飲むお酒を1ヵ月ちゃんとがまんしたり、
タバコも日中はがまんしてた同僚の断食明けの喜びはまた格別なんでしょう♪
(まぁ、後の二つはがんばったと言えるか微妙ですが…笑)








そして ひととおり花火を楽しんで同僚の家に戻ったあとは
総勢20人の家族みんなが交代で Mandi(水浴び)。

同僚は6人兄弟の末っ子。
彼とひとつ上のお姉さん以外の兄姉はみんな結婚して子どももいるので大人数です^^


で、やっとシャワーを浴びて歯磨きをしていると…

「Ai、モスクでもらってきた mee goreng(マレー風の焼きそば)あるからどうぞ❤」
ってお姉さん。。

もう22時なのに!?
って驚くものの周りを見るとみんな食べてらっしゃる。。!

!?

ビックリしてると同僚から電話。
「家に置き去りでごめんね。今 KFC(ケンタッキー)だけど、なんか食べたいものある?」


・・・!!


しばらくして、KFCの袋が食卓に積み上げられ、夜中23時すぎにチキンをがっつく子どもたち(&オトナたち)。

うちはオープンハウス用のお菓子作りに没頭することで「食べな食べな❤」攻撃から逃れたけど、

もうすでに断食中の食べれなかったぶんを取り戻す勢いで食べ続けるみんなを見て

「これは断食で痩せても2日で元に戻るな」

って確信しました。


せっかくみんな Puasa 中には痩せて シュッてなってカッコ良くなったのにね…
もったいない。。



さぁ、明日の Hari Raya は 一体どんだけ食べるのでしょうか・・・? (笑)



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明日の Makan&Minum(飲み食い)量におびえながら、先輩と眠りについたのでした。




ちなみに・・・

同僚はさっそくお兄ちゃんたちと Aramai tee(かんぱーい)しておりました。
さすがサバの “ゆるゆるムスリム” (笑)





             

断食月です

本日から こちらは 断食月(ラマダン) に入りました。

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ちなみにマレー語では断食のことを “PUASA”(プアサ) と言います。



★ まずは、ここでちょっと イスラム教 についての基礎知識 ★


イスラム教徒(ムスリム)には 『六信五行』 といって

“信じなければならない六つのこと”

と、

“しなければならない5つの義務”

があります。

--------------------------

【六信】

: 唯一神アラー.全知全能、初めも終わりもない.万物を創造しかつ滅ぼすとされる
天使 : アラーの手伝いをする存在で 決して罪を犯さない
啓典 : 聖典「コーラン」及びそれ以前にアラーが人類に与えた諸聖典.
     (キリスト教の『旧約聖書』も含まれる)
預言者 : 神の言葉を伝える預言者は、コーランに述べられているだけで25人.
   旧約聖書に登場するノア,モーゼ、そしてイエスもムハンマド以前の偉大な預言者の一人.
   ムハンマドは「最大にして最後の預言者」なので、神の啓示は彼が聞いたものまでですべて.
   預言者は神の子ではなく、あくまで神の言葉を受けとった人間
天命 : アラーの定めた運命.
     ムスリムはよく“Insya-Allah” (神の御心のままに)と言います.
 
--------------------------

【五行】 (ムスリムの義務)

信仰告白 : 「アラーの他に神はなし。ムハンマドはその使徒なり。」 と唱えること.
        礼拝とあわせておこなう.
礼拝 : 毎日5回、メッカの方向へ向かってアラビア語で拝む.
断食 : 「ラマダン」 (イスラム太陰暦の第9月) の昼間に一切の飲食、喫煙、香料、性行為
     などを絶つこと.但し病弱者、乳児、妊娠中・生理中の女性などは免除される.
喜捨 : 富めるものが貧しいものに財産をわけあたえること.
巡礼 : メッカへの巡礼.

--------------------------

だから、ムスリム(イスラム教徒)にとってこのPuasa(断食)はとっても大切なわけです。

ムスリムの子どもたちはだいたい10歳前後から 断食を始めると友だちは言ってました。




また断食には、

・ヒジュラの道中の苦難を追体験する宗教的な試練
・持たざる者の気持ちを理解し日々の恵みへの感謝の気持ちを再認識する
・イスラム社会の結束を図る

などの意味があると言われています。




断食といっても1ヶ月間という期間を完全に絶食するわけではなく、
日没から日の出までの間(=夕方以降から翌未明まで)に一日分の食事を摂ります。

朝食(?)は、だいたい午前4時前後までの間、
(午前3時くらいに一度起きて朝食をとり、また寝る人が多い)
夕食は、だいたい午後7時前後以降です。


断食の時間中(日中)に禁止されている行為は、

・飲食 (水ももちろんアウト)
・喫煙
・性行為 (まぁもともとムスリムは結婚まで手を握ることすらダメなのですが…
      チュゥもダメ、婚約中でも未婚カップルは日没後も含め完全がまん←本当は当たり前)
・投薬 (ただし健康上支障をきたす者は断食が免除されるので、投薬もやむをえない)
・故意に物を吐く事

など。

唾を飲み込んだり、うがい、歯磨き、入浴、昼寝などは許されていますが、
歯磨きの際に水を飲んじゃぅ可能性があるから、歯磨きも日中は避けるべきなんだそうです。

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実は今年、
うちも オタメシ 断食 決行中!

(と言っても まだ1日目。笑)


ムスリムの人が断食中 だら~~ ってなってる気持ちを知ろうかと。

そしてどんだけ大変か感じて、それでも頑張る イスラム教文化を理解する努力をしてみたいのであります。



それにうちは、ふだんから 朝ごはん・昼ごはん 食べないことも多いので
意外とイケるかな~って思ってた。






のですが…









断食 初日。








夕方頃には 










こ~んな感じに。。



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ち~~ん。。















何がツライって、

水分を摂れないのが 本当にツライ!!


一応 ちゃんと朝4時に目覚ましかけて一度起きて、
水をしこたま飲んでみたんですけどね…。



晩ごはんもちゃんと アザーン(モスクやラジオから流れてくる礼拝の呼びかけ.アラビア語でアカペラ.これが流れてきたら一日の断食があける)が流れるの待ってから食べたんですが、これがなかなか食べれない。

「お腹がビックリして痛くなるから、ゆっくり少量ずつ食べなさい」って
断食ベテランのムスリム友だちに言われてた言葉をかみしめ、
ごはんを一粒ずつ噛みしめて 食べました。




これが今日から30日間も続くのかぁ。。


すごいですね、ムスリム文化。




でもまぁ、うちはあくまでJOCV。

本業(?)の活動や健康に影響がない程度に。


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